自己保持(ラッチ)とは?
自己保持とは、 一度ONした信号を“自分自身で保持し続ける回路” のこと。
スタートボタンを押した瞬間だけONになるのではなく、 手を離してもONが続く のが特徴。
現場ではモーターやランプの起動で必ず使われる、 PLCの超基本テクニック。
自己保持の仕組みを図で理解する
自己保持は a接点(NO) を使って作る。
- スタートボタン(a接点)
- 自己保持用のa接点
- ストップボタン(b接点)
この3つで構成される。
スタートを押すと出力がONになり、 その出力の a接点が自分自身を保持 する。
ラダー図で見る自己保持の動作
①自己保持回路の基本形
自己保持回路の基本形は次のようになります。

② 図の説明
- PB1(スタート):a接点
- PB2(ストップ):b接点
- PL1(出力):自己保持される対象
③ 動作の流れ
- PB1を押すとPL1が点灯

- PL1の自己保持接点がONになり回路が保持される

- PB1を離してもPL1は点灯したまま

- PB2を押すと回路が切れてPL1が消灯する

自己保持が使われる代表例
- モーターの起動
- ランプの点灯保持
- 設備の運転スイッチ
- コンベアのスタート回路
現場では「自己保持=基本中の基本」。
自己保持を使うときの注意点
- ストップ回路は必ず b接点(NC)を使う
- 非常停止は自己保持とは別系統で作る
- 誤動作防止のため、入力のチャタリングに注意
まとめ
- 自己保持は「自分でONを保持する回路」
- a接点で保持、b接点で解除
- PLCの基礎であり、現場で必ず使う技術
あわせて読みたい:PLCの基本動作(前回の記事)


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